今回とりあげるのはRCサクセション!
そんなに詳しくない自分からすると、和製ローリングストーンズ
忌野清志郎は和製ミックジャガーといった印象なのだが
実際はどんなバンドだったのか調べていきたいと思う。
今さら聞けないRCサクセション
1969年オーディション番組に合格し、翌年1970年「宝くじは買わない」でデビュー。
1979年外タレの前座であったものの武道館のステージに立つ。
1980年代表曲である「雨上がりの夜空に」をリリースし大ヒットさせ、バンドの黄金期を迎える事となる!
1991年無期限の活動休止を宣言し、多くのファンから復活を望まれたが2009年清志郎死去のため事実上解散に至る。
メンバー
- 忌野清志郎(ボーカル)
- 小林和正(ベース)
- 仲井戸麗市(ギター)
- 春日博文(ドラム)
- 厚見玲衣(キーボード)
ほとんどの楽曲は清志郎が作曲し、バンド間でアレンジを加えるというスタイル
最初から最後までセルフプロデュースするバンドは今でこそ珍しくないが
当時はかなり異例の事だった!
音楽性&キャラクター
意外な感じがするが、バンド創成期はアコースティックギター中心とした編成だった。
しかし、その音楽性はすでにロックのエッセンスがふんだんに散りばめられていて
泉谷しげるが絶賛している!
1970年代半ばにバンドは開店休業状態に陥るのだが、その際に清志郎はその状況を打破する
良曲を作ろうと意気込むあまりに、難解なコード進行の曲ばかり作ってしまい
結果売れないという、悪循環に陥ってしまう!
そんな状況の時に参考にしたのがローリングストーンズで、シンプルなコード進行でも、シンプルなコード進行の中にこそロックが生まれるのではないかと研鑽を重ね、黄金の雛形を手にする!
さらに、ちょうどこのころセックスピストルズのジョニーロットンに影響され、短髪にし
髪を逆立て、金髪にしたり派手なメイクを施すようになり、誰もが知っている
清志郎ができあがる。
清志郎の髪型、ファッション、言動は当時の若者に多大な影響を与え
ファッション誌などでも採り上げられ社会現象化した。
得意の”おふざけ”も絶好調で、テレビ出演時には様々なクレームを受けた(笑)
曲のほうではアンチ、反体制的な歌詞も多くなり、そんな意味ではパンクの要素が
強かったとも言える。
まとめ
甲本ヒロト、真島昌利、宮田和弥、宮本浩次、トータス松本・・・
様々な後のアーティストが影響を受けたと公言していることからも
RCサクセション、清志郎の残した功績は計り知れない!
常に世論や、大人の常識などと闘い、歌詞で歌で論争してきた姿は
ロックそのもので、まっすぐブレずに生きてきたからこそ
大勢の人に支持され、愛されてきたんだと思う。