パンクロックと言えば、ラモンズやセックス・ピストルズが有名だが
個人的なイメージで言うと、これらは時代の流れに於いて必要に応じて
自然発生的に産まれた音楽であるのに対して、グリーン・デイは
これを受けて自身達で作り上げた音楽といったイメージを持っている。
今回はそんなグリーン・デイをピックアップしてみたい。
今さら聞けないグリーン・デイ
1987年アメリカで結成され、1994年にメジャーデビューした
パンクロックバンド!
パンクバンドとしては初のグラミー賞の最優秀レコード賞を獲得し
2015年にロックの殿堂入りを果たしている。
メンバー
- ビリー・ジョー・アームストロング(Vo・G・Pi)
- マイク・ダーント(Ba・Cho)
- トレ・クール(Dr)
黒のアイライナーを塗りたくって、パンクヘッドでステージに立つ彼らは
もういい年のおっさんなのだが、未だに10代の悪ガキ臭がする(笑)
サウンド
デビュー当初から独自の音楽性をもっていて
メロディック・パンクやポップ・パンクと呼ばれる
キャッチーでノリの良い楽曲が特徴だが
90年代後半以降はより音楽性に富んだ作風へと変化している。
American Idiotや21st Century Breakdownといったパンク・オペラ
アルバムを発表しファンをザワつかせたりもした。
まとめ
パンクという自由度が高く、打ち上げ花火のように一瞬での
閃光・燃え尽きが良しとされるジャンルに於いて
グリーン・デイはキャッチーなメロディーとチャレンジ精神溢れる試み
コンセプトアルバム、ミュージカル、シークレットライブ、三部作・・・
などでオーディエンスの興味を引き続け、いつの間にかパンクロックバンドの
頂点に昇りつめてしまった!