ハードロックと言ってもいろいろあるとは思うが
いわゆる「早いテンポの曲をでかい音で一発かまして、客を圧倒させたれ!」
みたいなハードロックの礎を築いたのはディープパープルだと言われている。
今回はこのハードロックの始祖であるディープパープルについて
まとめてみたいと思う。
今さら聞けないディープパープル!
略歴
1968年イングランドで結成されアメリカの小さなレコード会社と契約をし
デビュー、当初はクラッシック音楽に根付いたクラシカルなアレンジを
好んで取り入れていて、まだハードロックの面影はなかった。
その後実験的にハードロックを意識した楽曲がヒットしたため
ディープパープルはハードロック路線に舵をきる事になり
1971年、「ハードロックのギターリフといえば?」この問いに
最も多くの人がその曲名を挙げるであろうスモーク・オン・ザ・ウォーターが誕生する!
立て続けに、ハイウェイスター、紫の炎などの代表曲をリリースして
ハードロックの中にクラッシックの要素やコード進行を取り入れた楽曲は
当時のハードロックファンは「こんなの待ってた!」と言わんばかりに飛びついた。
しかし、その中核を担っていたギターのリッチー・ブラックモアが脱退してしまい、バンドは方向性がブレてしまい衰退、一時解散にいたる・・・
その後復活を果たすもののやはり上記の3曲がディープパープルの代表曲で
その時代がメンバー的にも黄金期だったといえる!
メンバー
変遷が激しすぎるので第二期の黄金期メンバーだけ紹介します。
1969年06月 – 1973年06月
イアン・ギラン (Vo)
リッチー・ブラックモア (G)
ジョン・ロード (Key)
ロジャー・グローヴァー (Ba)
イアン・ペイス (Dr)
メンバーの変遷は多かったのだが、パープルに関わったメンバーそれぞれが脱退後ソロ活動だったり、別バンドだったりで活躍していて
パープルファミリーとよばれたりもする。
相関図にすると江戸幕府の家系図並みになります(笑)
まとめ
日本のハードロックやヘヴィメタルに分類されるような
バンドの楽曲を聴いていると、ディープパープルを
彷彿させるようなところがよくある!
それはやはり、その日本のアーティストがディープパープルを
聴いて育ち、少なからず影響を受けてきているからだろうし
コード進行などのクラッシックに由来する計算しつくされた部分と
ロック的な即興演奏の組み合わせはいつの時代も需要のある
普遍的なものであると思われ、ディープパープルの功績に
感心させられる!
また、最近では吹奏楽でのメドレーも話題になっており、大勢が管楽器で「BURN」や
「スモークオンザウォーター」を演奏しているのは圧巻である。