今回ピックアップするのはアースシェイカーです。
前回とりあげたラウドネスや44マグナム、BOWWOWなどとならんで
ジャパメタ(ジャパニーズメタル)の一つとして紹介されることが多いが
アースシェイカーの楽曲はメロディアスでキャッチーで爽やかさすら感じる事もある
これハードロックじゃね?と筆者などは思ってしまうが
日本のメタルはこれぐらい爽やかさがあってしかるべきと言われればそれまでだし
80年代メタルブームに乗っかって世の中がジャパメタとして扱ってしまったのも
それはそれで納得のいくことなので、今回細かい事を言うのは止めておく!
今さら聞けないアースシェーカー
1978年結成された関西のバンド。
1983年に1STアルバムを出してから12枚のアルバムを出し
1994年に解散!
1999年に再結成されその後通算で23枚のアルバムをリリースし
今に至っている!
そうです、まだ現役バリバリで活動中なんです!!!
メンバー
- 西田昌史 (ボーカル)
- 石原慎一郎 (ギター)
- 甲斐貴之 (ベース)
- 工藤義弘 (ドラム)
- 永川敏郎 (キーボード)
元々はラウドネスの二井原実がボーカルを務めていたが、ソウルシンガーになるといって脱退
旧知の仲で実力を認めていた西田に擦り付けるかのようなかたちで脱退する。
その後二井が全然ソウルじゃないラウドネスに入ったのを知って激怒したのは、ファンでは有名な話である。
音楽性
楽曲のほとんどは西田・石原が手掛けているが、その楽曲のどれもが
キャッチーでメロディアスである!
代表曲に「モア」「ラジオマジック」が挙げられるが
爽やかで耳馴染みも良い曲なので、今でも何かのきっかけがあれば
再認識されて売れるのではないかと思う。
まとめ
冒頭でメタルじゃなくハードロックだ!なんて申してしまいましたが
今回この記事を書くにあたって再度アースシェーカーを聴きかえしていたところ
やはり、バックの演奏自体はメタルとよんでもおかしくないものですが
日本人、日本のマーケットを意識したのかしてないのか
歌メロが日本人が好きな歌謡曲の要素をふんだんに盛り込んでいて
歌謡メタルとでも言うべきか、世界に打って出て本場の音に寄せていった
ラウドネスに対し日本国内に於いて等身大のメタルを作り上げたアースシェイカーは
もちろんラウドネスに引けを取らない世界基準のバンドであったといえる!
何かのきっかけで再ブレイクする可能性は十分あると思います。