このブログの目的はこれまで輩出されてきた偉大なバンド達を
知らない、今さら聞けない、人たちに紹介するために書いてきたので
ビートルズは取り上げてきませんでした。
なぜなら、みんな知ってるから・・・・
ところが最近、ビートルズ名前は聞いた事あるけど何人組かは知らないとか
曲は聞いた事あるけどよくわからない、みたいな声を
聞く機会があったので、とりあげてみることにした。
今さら聞けないビートルズ
情報量が多く膨大になってしまうので簡単に障りだけ紹介しますが
1960年イギリスで結成されたロックバンド(ビートルズがロックかどうかの話は置いておく)
20世紀を代表するバンドで世界中から愛されて、1971年に解散するまで
アイドル的な人気を保ち続け、いろいろな音楽雑誌や、アンケート
などで最も偉大なバンド、または人気のあるバンドで一位を獲得している。
メンバー
- ジョン・レノン
- ポール・マッカートニー
- ジョージ・ハリスン
- リンゴ・スター
普通なら各メンバーの担当楽器パートを記載するのだが
ビートルズのメンバーはほぼ全員が他の楽器も演奏することができ
ポールに至っては全てのパートをこなしている為記載していない!
そしてさらに、全員が作曲もできて自分が作った曲は自分でリードヴォーカルをとるというスタイルだった。
ビートルズの名義で発表された213曲のうち144曲がレノン=マッカートニー
の共作名義になっていて、マッカートニー=レノンの名義なども含めると
9割方この二人の作曲ということになる!
音楽的特色
まず大前提として先ほども挙げたように自分たちで作詞作曲し、完全に
自分たちのオリジナル曲を演奏していた事!
これは今ではあたりまえかもしれないが、その当時は作曲家が作った曲を演奏するのが一般的だった。
自分たちで作るからこそ自由度が高く、同じく今では当たり前の
サビから始まる曲なんてものはビートルズ以前には存在しなかった!
ビートルズは人気がですぎてライブやってもパニック起きるわ、客が騒ぎすぎてほとんど聴いてないわ・・で中期から終盤はレコーディングに力を入れる事になるのですが
様々な楽器の音を入れたり、yesterdayでの弦楽四重奏だけの伴奏とか
フェードインを取り入れてみたり、テープの逆回転だったり
現在のレコーディング技術の基となるような事ばかりで驚きます!
まとめ
冒頭にも言いましたがキリがないのでこの辺でまとめますが
やはり偉大なバンドでした(笑)
ビートルズ嫌いな人っていないですし、あんまり・・なんて言ってる人でも
この曲は好き、ってのが必ずありますし、これだけ後世に影響を与えたバンドは他にはいない事は間違いないと思う。
進化の過程に於いて、サルが人間になるのにここからが人類なんて線引きは難しいところだと思うが、音楽に於いては
ビートルズ以降が現代音楽だ!と明確に線引きできるのではないでしょうか?
二人の天才が11年間という短い時間で凝縮して切磋琢磨して作りだした楽曲は
短い期間であるが故に、曲調がちがってもどこか一貫性があり
ぜーんぶひっくるめて一つのアルバムのようになっていて、これからも
人々を惹きつけ続ける事でしょう。